凡人の迷人生 blog

転職から資格取得まで凡人の日々。

第一章 転職体験談 その1

とりあえず、自動車業界からの脱出を目指し、動き出した迷人生を紹介します。

 

〇条件整理

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 自動車業界を辞める決心がついた私は理想の職場像をイメージします。
 ① 給与は高い。
 ② 転勤なし。
 ③ 設計者として成長できる環境。
 ④ 残業少ない。
 ⑤ 有給休暇が取れる。
 ⑥ 倒産しない。
 
それと・・・、う~ん・・・

 条件有りすぎて、無理じゃない!?
 そんな職場ないでしょ!?

 ということで、一旦は「②設計者として成長できる環境」、「③転勤なし」を

must条件、その他はwant条件として転職活動開始です。

 

〇まずは


 まずは、某転職斡旋サイトに登録です。登録は簡単で、すぐ転職斡旋サイトの担当者から面談のアポイントが。メールや電話で面談の日時や条件等のヒアリング等のやりとりをしました。担当者のレスポンスが早く、非常に好印象。私は意外と転職活動もすぐ終了できるのではと楽観的になっていました。(後ほど、転職活動の厳しさを知る事となります。)
私は転職斡旋サイトの担当者との面談の日を迎え、意気揚々と指定された事務所を訪問するのでした。

〇面談

 担当者との面談、私の履歴書を確認すると希望する求人を手早く提示してくれます。しかし、私の希望している条件とはなかなか合致しません。というか・・・提示されて求人内容が、今の会社の条件を超えることがありません・・・困ったな。
 ということで、他の求人を要求すると・・・ぜんぜん・・・出てきません。
 理由を問いただすと、「経験と・・・学歴・・・です。」。
なるほど、そういうことかと納得しました。

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〇結局

 


 今更、学歴は変えることができません。
結局、転職斡旋サイトの担当者を頼らずに、転職活動することになります。

 

自動車業界での就業経験談 その3

私が以前勤務していた自動車業界の経験を紹介します。
前回(その1)、前々回(その2)では
 ・業務内容
 ・勤務環境
 ・残業時間
 ・有給休暇
とご紹介してきましたが、「その3」では就業して思った事を紹介します。

〇業務負荷(肉体的)

設計業務は基本的に事務所内での作業ですので、肉体労働の要素は少ないです。
工場で出向く事も有りますが、重い荷物を運ぶ事や全力ダッシュみたいな事も有りません。
また、前回ご紹介した通り残業時間も過労死ラインに程遠いですし、有給休暇取得ノルマもありますので、拘束時間は短く、肉体的な負荷は軽かったです。
自動車業界は大型連休(GW・お盆・年末年始等)が有るため、海外旅行に行く人もいました。
しかし、管理職になると、非常に強い労働組合の組合員ではなくなりますので、上司は無双状態で仕事をこなしていました。

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〇業務負荷(精神的)

残業時間制限・有給休暇取得ノルマが有る中で、業務を進めるには潤沢な人員を投入し
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人海戦術で設計をしていく、
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わけがない。
商品の原価は材料費や加工費等が含まれていますが、もちろん設計費用(人件費)も含まれます。
そのため、商品の原価低減のために設計費用(人件費)も削減されていきます。
自動車業界は価格競争が激しく、私の就業していた会社は設計費用の抑制に注力していたため、そもそも設計者自体が少数でした。
では、人海戦術を用いずにどの様に設計するのか・・・。
 ①無駄の排除
 ②アウトソーシング

①無駄の排除
 まずは、優先順位の低い仕事は排除します。そのため、優先順位が高い仕事以外は残務として半永久的に残り続けます。また、工場への出張や現場対応は一人で行います。上司・先輩と同行するという行動の重複を排除します。

最終的には「考える時間」すら無駄だと言い出す人も、現れてしまうほど無駄?の排除に注力していました。

アウトソーシング
 単純作業は外注します。また、自社製造品と外注製品とし、設計自体を外注にします。また、自社製造品でも設計や製図は外部社員にしてもらいます。
何でもかんでも外注しちゃって、社員は何をするの・・・と思われるかもしれません。
社員は製造コストや生産性等の調整を関係部署と行っていました。
社員は関係部署との調整業務に終始することでネゴシエーター化してきます。
私の職場では「仕事ができる=調整能力が高い人」でした。


個人的に、無駄の排除と調整業務に終始することで精神的な疲弊が大きかったです。

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〇結果・・・。

 私は転職を決意しました。
理由は
 ・精神的な負荷。
 ・ネゴシエーターでなく、設計者になりたい。
 ・会社内で出世したいと思わなかった。
  (管理職として、無双状態で仕事をしたくなかった。)

ここから、私の迷人生が動き出しました。

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自動車業界での就業経験談 その2

 私が以前勤務していた自動車業界の経験を紹介します。

〇勤務環境

オフィス・食堂共に綺麗でした。

食堂はメニューも色々あり定食一択ではなく、迷うくらいの豊富なメニューでした。月に一度、特別メニューが用意されており、社員を飽きさせない工夫もされていました。支払いも基本的にはキャッシュレスです。社員証をかざせば、自動で給与天引きしてくれました。また、社内にコンビニ・ATMも有るため、昼休みに銀行へ・・・みたいな面倒な事をする必要はありません。

 

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オフィスも労働するための十分な環境が整っていました。事務処理用のPC・設計用CAD PC等も用意されていました。特に設計用CADは高性能過ぎて使いこなせないのではないかと思うほどでした。 

〇残業時間

30~45時間/月。繁忙期は有りません・・・常に繁忙期です。

〇有給休暇

消化日数 約18日/年。

残業時間と有給休暇取得日数を見ると・・・かなり働きやすい会社・・・ですよね。

私の勤務していた会社は労働組合の力が非常に強く会社側へ残業時間の削減及び有給休暇の取得を働きかけていました。

毎年の春闘を見ていると、自動車業界は全体的に労働組合が強い傾向にありそうです。

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 で、自動車業界に就業して良かったの?悪かったの?どうなの?

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と思われる方、いらっしゃるかもしれません。

ということで・・・。

〇予告

就業して思った事を「その3」でご紹介します。

 m(_ _)m

 

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自動車業界での就業経験談 その1

 私が以前勤務していた自動車業界の経験を紹介します。

〇業務内容

自動車の設計。
自動車は多くの部品からできているため、部品毎に担当者が割当てられていました。
そのため、自動車業界の人なのに「担当部品については詳しいけど、担当部品以外は知識が乏しい・・・」という方もいました。また、車大好きな方が多いかと思いきや、車に興味がない方も多かったです。
設計業務といえば
図面作成
 ↓
試作品製作
 ↓
テスト(失敗)
 ↓
図面修正
 ↓
試作品再製作
 ↓

   ・
   ・
   ・
トライ
 &
エラーの繰り返し
   ・
   ・
   ・
 そ
 し
 て
   ・
   ・
   ・
苦労の末、やっと製品完成 量産化!!
みたいな、業務ルーチンかと思ったら、全然違いました。

 

私が直面した現実は
図面作成
 ↓
量産化
え、トライandエラー的なやつ無いの!!

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私は、新規案件でなく既存案件のレベルアップ(品質向上やコストダウン)を担当していたことも有り、いきなり量産化することが多かったです。とはいえ、いきなり量産化して失敗しないためにも、関係部署との事前協議・調整が必要不可欠でした。
そのため、社内調整に奔走することが多く、設計者でなくネゴシエーター的な役割が多かったです。

〇予告

勤務環境については「その2」でご紹介します。

 

 

 

第二種電気工事士(技能)の受験談

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平成30年に第二種電気工事士(技能)受験しました。

合格できましたので、私の勉強方法を紹介します。
(またまた、少し昔の話ですが・・・。)

 

〇勉強期間

受験日の1カ月前から勉強開始しました。
実際に平日・休日共に約1.5時間/日勉強しましたので、
30日×1.5時間/日=45時間が総勉強時間になります。

〇参考書

試験候補問題と解説がセットになった参考書と工具電材が入ったに技能試験セット。
技能試験セットは練習回数によって、電材の量が異なります。
技能試験セットは価格が1万円以上と高額でしたが、工具も電材も所持していなかったため購入しました。工具と電材をホームセンター等で買い集めることもできますが、技能試験セットは、試験に必要な物がすべて含まれていますのでお勧めです。コンセントや端子等の小物は基礎練習で消耗してしまったら、ホームセンターで買い足すと良いです。

〇勉強内容

試験候補問題がホームページで公開されているため、試験候補問題を反復練習しました。
~勉強流れ~
 複線図作成
  ↓
 基礎練習(端子圧着・接続作業)
  ↓
 試験候補問題の回路製作
ポイント1
複線図は早く・正確に書ける様に何度も作成しました。本番では複線図を早く書けると回路製作の時間に余裕がでますので、重要です。
ポイント2
基礎練習は十分に行いました。特にランプへの接続やコンセントへ誤接続した際の着脱方法等は作業が細かいため、本番で失敗すると焦ってしまいます。

ポイント3

回路製作の際は、試験当日の作業机を想定した方が良いです。練習では広々とした作業机で電材や工具を広げることができたとしても、試験会場の作業机が狭い可能性が有ります。

〇外部講習会の参加等

一切なし。独学にて受験しました。

〇試験当日

試験は某大学の教室で行われましたが、机が小さいため作業がやりにくいと感じました。試験勉強の際は、当日の作業机を想定しながら勉強する方が良いです。また、作業時間に余裕がないので、一つ一つの作業を確実に行うことが必要です。

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第二種電気工事士(筆記)の受験談

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平成30年に第二種電気工事士(筆記)受験しました。

合格できましたので、私の勉強方法を紹介します。
(少し昔の話ですが・・・。)

〇勉強期間

受験日の3カ月前から勉強開始しました。
実際に平日・休日共に約1時間/日勉強しましたので、
90日×1時間/日=90時間が総勉強時間になります。

〇参考書

解説と例題がセットになった参考書を使用しました。

〇勉強内容

出題範囲は狭く、過去問の出題内容が類似問題ばかりでしたので、解説を見ながら、過去問題を何回も繰り返し解きました。

〇外部講習会の参加等

一切なし。独学にて受験しました。

〇試験当日

試験時間は十分に有りますので、しっかり準備をすれば合格に近づくと思います。複雑な計算問題は有りませんし、暗記が主です。電気への深い理解は不要ですので、電気の予備知識が無い方でも電気系資格の入門にお勧めです。

1級電気施工管理技士(筆記)の受験談

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令和2年 1級電気施工管理技士(筆記)受験しました。

合格できましたので、私の勉強方法を紹介します。

 

〇勉強期間

受験日の3カ月前から勉強開始しました。

実際に平日・休日共に約2時間/日勉強しましたので、

90日×2時間/日=180時間が総勉強時間になります。

〇参考書

過去問題集と解説集の2冊の参考書を使用しました。

〇勉強内容

解説集は殆ど使用せず、過去問題を何回も繰り返し解きました。

上記の勉強方法を実践したのは、下記の理由のためです。

 ①過去問の出題内容が類似問題ばかりだった。

 ②試験出題範囲は広範囲であるため、全範囲を勉強し覚えることは困難だった。

結果的に解説集は出題範囲全てをカバーしていますので、勉強時間を考えると解説集で一から覚えるより、過去問を解くことで必要最低限の内容を覚えた方が効率が良かったです。又、問題は選択式ですので不得意な分野は捨てて、得意な分野を確実に回答できる様にすることで、勉強効率アップさせました。

〇外部講習会の参加等

一切なし。独学にて受験しました。

〇試験当日

試験時間は十分に有りますので、しっかり準備をすれば合格に近づくと思います。