自動車業界での就業経験談 その1
私が以前勤務していた自動車業界の経験を紹介します。
〇業務内容
自動車の設計。
自動車は多くの部品からできているため、部品毎に担当者が割当てられていました。
そのため、自動車業界の人なのに「担当部品については詳しいけど、担当部品以外は知識が乏しい・・・」という方もいました。また、車大好きな方が多いかと思いきや、車に興味がない方も多かったです。
設計業務といえば
図面作成
↓
試作品製作
↓
テスト(失敗)
↓
図面修正
↓
試作品再製作
↓
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・
・
トライ
&
エラーの繰り返し
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・
・
そ
し
て
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苦労の末、やっと製品完成 量産化!!
みたいな、業務ルーチンかと思ったら、全然違いました。
私が直面した現実は
図面作成
↓
量産化
え、トライandエラー的なやつ無いの!!
私は、新規案件でなく既存案件のレベルアップ(品質向上やコストダウン)を担当していたことも有り、いきなり量産化することが多かったです。とはいえ、いきなり量産化して失敗しないためにも、関係部署との事前協議・調整が必要不可欠でした。
そのため、社内調整に奔走することが多く、設計者でなくネゴシエーター的な役割が多かったです。
〇予告
勤務環境については「その2」でご紹介します。